~全国でお米を育てる皆さんから届いた言葉をご紹介します~
(※2023年の取材記事です。)
「つくり手のメッセージ」
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木村 純さん(宮城県石巻市)
自然栽培開始年 2006 年
除草に苦労しながら無農薬で米づくりに取り組む両親の姿を見て農業に夢を抱き、食品業界を経て就農した木村さん。「稲は完璧で、全てが備わっている。それを引き出すのが農家の仕事だと思います」と、自身の子育てから米づくりのヒントを得たそうです。米が軽視されがちな時代ですが、あらためて日本人の生を繋いできた米への敬意を伝えていきたいと語ります。
今年の作柄
今年は例年にない猛暑の中、自然栽培のササニシキは良く育ってくれたなと感じております。
メッセージ
いつもありがとうございます。田んぼの中のザリガニが茹で上がる程、水温も高くなるという過酷な環境のもと、例年より粒が小さめではありますが、ササニシキらしい仕上がりになったと思います。逞しいササニシキをどうぞご賞味下さい。
『品種』…①ササニシキ 「かかしの夢」「瑞穂のしらべ」
にてお届けします。 ※屋号…田伝むし
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浦山 利定さん(宮城県色麻町)
自然栽培開始年 2003 年
山菜や川魚のような自然の恵みの素晴らしさを伝えたいとレストランを開業した浦山さん。身体が喜ぶようなお米もお店で出したいという気持ちから、米づくりを始めました。幼い頃食べていたお米を思い出させる自然栽培米に魅了され、これまで試行錯誤を重ねてきました。「すべてはオーライ!」という言葉を胸に、苦しい状況でも必ず道は開けると信じ歩んでいます。
今年の作柄
今年は催芽機(発芽させる機械)を使ってみました。種まきからできるだけ早く大きくして、若くして元気な苗を植えたかったからです。結構うまくいきました。
その後またまたアクシデント(田植え機の故障)で何年経っても「なかなかうまいようにいがねもんだ♪」ということで平年作になりました。
メッセージ
稲刈りの終わったある日の朝、「今晩の米ないよ!」と急に言われたので、麹用の中米(選別で取り除かれたお米)を持っていきました。夕飯になり、みんなわかるかなぁと見ていると、おいしそうに食べていました。私も食べてみました。「うまい!」自然栽培は中米でもうまい!
『品種』…①ササニシキ「浦山さんのお米」にてお届けします。
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小堀 真市さん(千葉県香取市)
自然栽培開始年 2004 年
5代続く米農家に生まれた小堀さんは、鮮魚店や和食店の板前などで積み重ねた経験を生かして、すし店を開業。シャリに使うお米を自ら栽培しています。また、そのお米を原料に製造したどぶろくも自店で提供しています。
今年の作柄
不耕起ですから、相変わら田んぼの中の除草作業は、草が出にくいのでほとんどありません。一番の重労働が除草作業ですから、非常に助かっています。そして、病害虫も怖い台風被害もありませんでしたが、何故か収量は例年より落ち、少しガッカリもしております。
メッセージ
味は変らず上等で、コシヒカリですが、粘り過ぎず、甘過ぎない優しい自然米の特徴が出ています。よかったら、田んぼの見学にお出で下さい。
『品種』…①コシヒカリ 「かかしの夢」「瑞穂のしらべ」にてお届けします。
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併せて読みたい!自然栽培米関連記事
「自然栽培でお米を育てる理由」前編
https://naturalharmony.co.jp/okome01/
「自然栽培でお米を育てる理由」中編
https://naturalharmony.co.jp/okome02/
「自然栽培でお米を育てる理由」後編
https://naturalharmony.co.jp/okome03/
「お米と品種の関係」
https://naturalharmony.co.jp/okome04/
「私たちの自然栽培米」
https://naturalharmony.co.jp/okome05/
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〈購入できる場所〉
■ナチュラル・ハーモニー ONLINE STORE
https://naturalharmony.store/
■ナチュラル&ハーモニック プランツ(直営店舗)
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-25 ノースポートモール B2F
営業時間 11:00~20:00(年中無休、年始除く)
https://naturalharmony.co.jp/plants/
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