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ナチュラル・ハーモニーのこと

会社のこと

代表のメッセージ

2023.10.25

 

「自然から学ぶ」

ナチュラル・ハーモニーが最も大切にしている姿勢です。

大自然にそびえる樹々たちや野原にたなびく草々は肥料や農薬の力も借りずに淡々と命を循環し、途絶えることなく私たちの目を楽しませてくれます。まさに自然界の調和した姿そのものです。また、森の中で自然と調和のとれた生活をする野生動物には病気はほとんどないと言います。自然界の生きものにはそもそも病気という前提がなく成立している姿は人間社会の常識論とは違う世界がそこにあるのです。

人間も自然界の一員ですから、人間が学ぶべき無言の自然の教えがあるのではないか。そこには私たちが忘れている自然の命のしくみがあって、私たちはその無言の教えを学び、樹々や草々、そして野生動物と同じように人間も自然と調和して生きることができるかもしれない。そんなビジョンを描くようになったのです。

 

「人間が自然と調和するってどういうことなんだろう?」

それを考えるきっかけになったのが「自然栽培」という栽培法との出会いでした。

自然栽培は自然と名のつく通り、自然界のルールや法則を農地に反映させて持続的かつ永続的な栽培を可能にする栽培法だと思います。

一般的な栽培法は、人間社会のルールや方法論に基づいて栽培しますから、肥料や農薬を使用することはセットになっており、虫や病原菌に侵される前提となっています。一方で自然栽培は自然界のルールに則って栽培しますから肥料・農薬はあえて使わず、虫や病原菌に侵される前提がありません。自然に向き合う姿勢や方法論そのものが全く違います。逆と言ってもいいでしょう。

肥料や農薬も使わずとも健全に農作物が育つのはなぜなのか。

一般の栽培と自然栽培を比較すると、虫に食害されたり、病気になるにはなる理由が、そしてならないにはならない理由があることがわかります。

そもそも自然界はどういう仕組みで成り立っているのか?

そして、そもそも人体はどういう仕組みで成り立っているのか?

見えてきたことは、生きものにはその生きものなりの食すべきものがあり、本来、口にすべきではないものを排除する機能がある。ということでした。

その排除の機能によって、虫や病原菌が働いている。

自然栽培を知るまでは、肥料は農業における必須条件だと思っていました。しかしそれは思い込みであり、そうとは限らない現実を目の当たりにして、今まで積み上げてきた知識をちょっと横に置いて、大自然から学校では習わなかったことを学びなおす必要性を感じたのです。

そんな眼でものを見ていくと、今までとは違った価値観や景色が見えてきた。それは未知なる世界に触れることでもあり、ワクワクの連続でもありました。

その新たな価値観の発見の中で一番インパクトがあったのは、自然界に善悪の区分はないという発想です。害虫は悪、病原菌は悪という誰もが信じて疑わない考え方に対し、害虫や病原菌は人間にとっては都合の悪い存在であっても自然界にとっては調和のズレを元の状態に戻すための存在であるという考え方です。それこそが排除の機能であり、地球の浄化システムと言えるかもしれません。そして、それは農作物だけの話ではなくて、全ての生きものに通じるものだとすれば・・・

農学はもちろん、医学や一般常識から逸脱した発想であることは承知のうえで、ナチュラル・ハーモニーはその可能性を探る旅を始めたのです。 もしそれが可能であるならば、自然を壊すことなく、人類が今向かわなければならない持続可能な社会に向けての大きなヒントになるかもしれません。

私たちは、それを具現化するためにも、自然栽培の農産物を通じ自然界の命のしくみを一人でも多くの方に感じてほしいと思って活動しています。

みなさんに無言の自然の教えを自らの生き方に活かしてほしい。

そして地球に生きる一員として、樹々や草々、そして野生動物のように病気に苦しむことのない健全で心地よい暮らしを送ってもらいたい。それが私たちナチュラル・ハーモニーの願いであり、ミッションです。

ぜひ、自然栽培の世界でワクワク感に触れてみてください。

きっと今まで見たことのなかった景色が見えてくると思います。

 

株式会社 ナチュラル・ハーモニー
代表取締役社長
河名秀郎

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