カテゴリーを見る

会社のこと

社会・環境

ナチュラル・ハーモニーの環境保全

2023.10.24

 

地球と人が豊かに共生できる世界の実現に向けて、ナチュラル・ハーモニーは自然栽培からの学びを活用し、環境に負荷をかけない永続的な事業活動を目指します。

 

●地球にやさしい商品を広めること

ものを生産することは地球の資源をいただくことでもあり、少なからず環境に対して負荷をかける活動とも言えます。自然の回復力を上回る生産活動が行われれば、少しずつ地球の資源が失われてしまいます。ナチュラル・ハーモニーでは素材・原料から全て自然のものにこだわる商品を取り扱うことにより、生産時の環境負荷を最小限に抑えたいと考えています。例えば、自然栽培の農産物は肥料・農薬を使用しない「足さない」農法でつくられるため、土壌に負荷をかけず生態系の保護にも繋がります。このように地球にやさしい商品を世の中に広めることで、社会全体の生産活動における資源の損失を防ぎたいと考えています。

●自然栽培からの学びを仕事に活用すること

自然栽培は農業における方法論のひとつですが、自然からの学びを体系化した貴重な例でもあります。それは単なる農法にとどまらず、生き方すべてに応用できると考えています。自然栽培は植物にとって適切な生育環境を用意することで、肥料や農薬がなくても植物自身の力で立派に育つことを証明してくれています。それは場の環境を整えることが、自分の力を発揮するための一番の近道ということでもあり、余計なことをしないで済むことは人間活動における環境負荷低減にも繋がります。私たちは仕事をする上でも自然栽培からの学びを活用し、無駄のない経営を目指します。

●現状の課題

一方で、真に持続可能な経営を目指す上で出来ていないこともたくさんあります。例えば、梱包時に使用しているプラスチック製の緩衝材。私たちは梱包をする上で「破損しないこと」を最も大事にしています。私たちが取り扱う商品にはつくり手の想いが溢れています。破損してしまえば想いを届けることが出来ず、再度配達をすることになれば、生産にかかる負荷も配送に必要な資材も輸送にかかるエネルギーや排気ガスも倍になり結果的に環境負荷に繋がります。そのため、商品保護能力に優れているプラスチック製の緩衝材を過不足なく使用することが、現時点では総合的に環境負荷低減になるという判断をしています。一方で、プラスチックは海洋汚染や大気汚染の原因にもなっており、プラスチックの廃棄量を減らすことは世界全体の課題にもなっています。そのため将来的にはプラスチックを必要としない梱包を実現する必要があると考えています。

●課題に向き合い、理想の未来を実現するために

私たちは、これらの課題に対しても自然栽培からの学びを応用して向き合います。梱包における脱プラスチックを実現するために必要な環境を整えていきます。ひとつは素材の見直し。これまでも出来るところから紙資材に切り替えることはしていますが、高強度の緩衝を必要とする場合はプラスチックに替わる資材は見つかっていません。理想は製造方法から全て化学物質を使用しない自然素材で高緩衝力を有する資材ですが、実現するためには包装資材業界の方向性や技術向上という課題もあるので、まずは需要を発信し続け、引き続き出来るところの見直しを継続していきます。もうひとつは緩衝材を必要としない梱包の工夫です。梱包に使用する段ボールのmm単位でのサイズ変更や、商品を箱に詰める順番や紙製資材の使い方を見直すことで、プラスチック製緩衝材の使用量削減を目指します。

この他にも解決すべき課題はたくさんあります。それらを自然栽培の学びを活用することでひとつずつ解決し、地球にも人にもやさしい世界の実現にむけて、日々努力を重ねてまいります。

  • twitter
  • facebook

つむぎonlineトップへ

新着記事

new articles

随時更新中!