レシピ「甘夏寒天ゼリー」

2025.04.29

甘夏寒天ゼリー　

一口食べると爽やかな甘夏の風味が広がり、皮ごと煮た甘夏のほろ苦さがくせになります。
果肉が良いアクセントになって食感も楽しめる、暑い季節にぴったりの涼やかな一品です。

【材料】（パウンド型18㎝　1個）

＜甘夏のシロップ漬け＞
甘夏 …………………… 2個（正味250ｇ）
砂糖 …………………… 甘夏の正味量の半量
水 ……………………… 砂糖の2倍の量
レモン汁 ……………… 大さじ1

＜甘夏寒天ゼリー＞
甘夏シロップ漬け …… （果肉とシロップ200cc)
粉寒天 ………………… 4g
水 ……………………… 200cc
レモン汁 ……………… 大さじ1

つくり方

【甘夏のシロップ漬けをつくる】

①甘夏1個をよく洗い、へたとおしりの両端を切り落とす。

②厚さ2～3㎜のスライスを5枚ほどきれいに切り、残りは皮をとり、果肉だけにする。
※5枚のうち出来上がりきれいな2枚を飾り用する。

③もう1個の甘夏は、皮をとり、果肉だけにする。

④鍋に、❷のスライスしたものと残りの果肉、❸、砂糖、水、レモン汁を入れ中火にかけ、沸騰したら弱火で20分煮て火を止め、そのまま粗熱をとる。＜甘夏シロップ漬け＞

【甘夏寒天ゼリーをつくる】
①甘夏シロップ漬けのスライスしたものを取りだし、飾り用にするもの以外は、皮ごと細ぎりし、他の果肉と混ぜる。

②果肉とシロップに分ける。

③鍋に水、寒天を入れ、沸騰して2分ほど弱火でしっかり寒天を溶かし、砂糖、レモン汁、❷のシロップ200ccを加え混ぜながら火をとめる。＜寒天液＞
（シロップが足りない場合は、200ccになるように水を入れ調整しておく。）

④水で濡らした型に、寒天液を高さ3㎜ほど入れ、少し表面に膜がはったら、飾り用にスライスした甘夏のシロップ漬けを上に敷き（1層目）、

さらに寒天液を200cc入れる。（2層目）
※ 寒天液が固まりすぎると、型をひっくり返した際、層の果肉と寒天がはがれてしまうので、爪楊枝などで先に流した寒天の表面をひっかき、傷を何本か入れてから次の熱い寒天液を流すと、はがれにくくなります。
鍋においてる寒天液が固まった場合は、再度火入れしてよく溶かしてから流してください。

⑤❹を爪楊枝などでさしてみて、寒天液がゆるく固まってきたら、寒天の表面に❹と同様傷を入れ、❷の果肉をのせ、果肉がかぶるくらいの残りの寒天液を入れ、冷蔵庫で冷やし固める。（3層目）
※ 寒天液の固まりがゆるすぎると、上にのせる果肉が沈んでしまうのでご注意ください。はじめに少量の果肉をそっとのせてお試しください。

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ジューシーで爽やかな甘みと程よい酸味が特徴です。独特のほろ苦さも魅力。甘みと酸味のバランスが良く、さっぱりとした後味が楽しめます。
そのまま食べるのはもちろん、サラダやヨーグルトに加えるのもおすすめです。農薬を使用していないので、皮もマーマレードやピールにしてお召し上がりいただけます。

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