着物など、日本では古くからなじみのあった絹。
しかし今では養蚕文化が衰退し、日本製の着物も海外の絹を使用するほどまでに絹の生産が減少しています。
そこで、自然素材の繊維が注目される昨今、綿や麻などよりも馴染みが少なく生産量が減っている絹が、実は昔から暮らしに身近な存在だったということ、絹文化を活性化させていくことの大切さをお伝えするために、トークショー&体験会を開催します!
300年続く京都の絹織物の織元「塩野屋」の14代目、服部創半芳和さんをお招きし、
自身のセミナーでも絹の重要性をお伝えしている、ナチュラル・ハーモニー代表の河名秀郎とともに、「自然との調和」という観点から、「文化」「農」「健康」「環境」の4つのテーマに沿って、絹と私たちのこれまでの関係性とこれからの未来についてお話しします。
より自然にやさしく、私たち人も豊かに暮らせるヒントが、絹に隠れている。
一緒に「絹とこれからの日本の未来」について考えませんか?
また、トークショーのあとは、繭から真綿を作るワークショップを開催。
シルクのコーヒーフィルターで淹れた自然栽培ウガンダコーヒーも一緒にお楽しみいただきます。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
日時 | 12月19日(木)14:30~17:00 ※イベント開催のため、当日カフェの営業はお休みです。 |
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会場 | ナチュラル&ハーモニック プランツ カフェ 神奈川県横浜市都筑区中川中央1-25 横浜市営地下鉄「センター北駅」 徒歩3分 |
参加費 | 4000円(税込) |
お支払い | 当日現金支払い |
特典 | ・ お店で使える5%OFFチケット(当日のみ有効) ※一部対象外あり。 |
1949年京都市上京区西陣生まれ。1990年に、家業の絹織物の織元の14代目を継ぎ、服部機業店から「有限会社織道楽塩野屋」を設立し代表取締役として、純国産の絹だけで物創りを行う。15人の職人と先染めの絹織物を始めとする絹製品をつくり販売。2006年から京都府福知山市の養蚕農家と直接契約をして、化学肥料や消毒を行わない飼育にこだわり、オリジナル品種の黄色い繭で商品作りをする。2012年の病気をきっかけに亀岡市に移住。畑に桑の木を植え小規模ながら養蚕をし、野菜つくり(自家用)とニワトリを飼って出来る範囲の自給をしている。2023年に家庭養蚕研究会を発足し、家庭で小さい養蚕をして家庭で作って家庭で消費することが出来ることを実践を基にセミナーやワークショップを開催している。
1958年東京都生まれ。株式会社ナチュラル・ハーモニー代表。國學院大學卒業後、自然食品店に就職するも、大自然と調和する生き方を自らの肌身で感じるために1 年間千葉県の自然栽培農家に住み込みしながら農業修行を行う。1985 年に、自然栽培の野菜を広めようと移動販売を始め、東京都世田谷区に3 坪ほどの八百屋を開店し、ナチュラル・ハーモニーを設立。自然食品店、自然食レストランの経営、自然栽培・天然菌醗酵食品の個人宅配などを展開している。生産者や消費者に向けたセミナーでは、大自然を師と仰ぐ生き方・暮らし方の普及に力を注いでいる。
著書に「自然の野菜は腐らない」(朝日出版社)、「ほんとの野菜は緑が薄い」(日本経済新聞
出版)、「野菜の裏側」(東洋経済新報社)、「世界で一番おいしい野菜」(日本文芸社)、「ハーモニックライフ・スタイル」(河出書房新社)などがある。