石川県羽咋市でのセミナー | ナチュラル・ハーモニー
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スタッフコラム

代表のつぶやき

石川県羽咋市でのセミナー

2017.11.22

各地の生産者を訪ねたり、セミナーでお話ししたり……。
ナチュラル・ハーモニー代表 河名 秀郎が、日々思うこと・考えることを、自由に・本気で綴ります。

11月19日日曜日。石川県羽咋(はくい)市はこの時期トップクラスの寒気が流れ込み、なんとも身震いするほどの寒さ。いよいよ本格的な冬の到来を感じました。

羽咋市といえばJAが積極的に自然栽培に取り組んでいる、日本でも画期的な地域としてご存知の方も多いと思います。どういったものなのか、私も気になっていたところでした。

そして、今回「JAはくい」で実施されている「のと里山農業塾」の閉塾式での記念講演をご依頼いただき、はじめて羽咋市に訪問させていただきました。

この塾は「はくい式自然栽培」の実践農家を増やす目的で4年前に発足し、行政とJAによる自然栽培を軸とする地方創生にむけてのプロジェクトです。

 会場には卒業証書授与を終えた60名を超える塾生のみなさんが、今や遅しと講演を待ち構えている雰囲気でした。講演するにあたり、羽咋のみなさんは自然栽培をどのように捉えているのか私の大きな関心事でした。

実は近年の自然栽培の広がりと共に、いろんなタイプの自然栽培が派生していることも事実で、有機栽培的な自然栽培なるものも見聞きするようになりました。

はくい式とはどういう考え方なのか、どういう基準なんだろうか? 気になるところです。

 内容を伺ったところ、JAはくいで定めた栽培基準に則っていることを前提に、様々な自然栽培を受け入れる体制であることがわかりました。多種多様性を大切にしているそうです。

自然栽培を実施するにあたり、人が関わる以上そこには色々な考え方が生まれ色々な方法があってしかるべきだと私も思います。そこで大切にしなければいけないことは、その本質をきちんと理解しているかどうかだと思うんです。

 そもそも自然栽培とは、自然界の植物はあえて養分を供給せずとも生命を全うする仕組みがあり、その仕組みを農地に反映させる方法論を説いたものです。肥料を使用しないのは、その生命を全うすることを阻害しないための手段です。

さらにその仕組みを農業だけにとどめず、人間にもあてはめて考え、農産物だけでなく人間も野菜同様クスリに頼らない人生を送ることの可能性にも及んでいます。そこに自然栽培の本質が見えてくるのです。まさに自然界と私たち含めた、生きもののあるべき姿。自然尊重、自然規範、自然順応ですね。今回はそのあたりに焦点を絞ってお伝えしようと心に決め、講演に臨みました。

さて、講演後の反応は? というと、たくさんの感想が飛び交い、なかでも質問をたくさんいただきました。

「もっと知りたいです」「シリーズでやってほしい」、医療関係の人からは「クスリを必要としないメカニズムが自然栽培を通じてよくわかりました」という声をいただいたり、「自然栽培の奥義がわかったような気がします」など嬉しいお声をたくさんいただいてほっと胸をなでおろした次第です。

 自然栽培を単なる農業技術で終わらせたらもったいない! 羽咋の地で自然栽培から学ぶ「医者にもクスリにも頼らない生き方」シリーズが開催できるといいなぁと強く感じた2 時間でした。

そしてその足で、塾の農場と農産物の販売拠点である今年7月にオープンした道の駅「のと千里浜」に案内していただきました。

 道の駅には、スタイリッシュな明るい空間にはくい式自然栽培のお米や野菜がズラリと並び、地域ぐるみで取り組んでいる姿に感動しました。

自然栽培のポテトチップやおせんべいなどお買い物して、次なる目的地に向かいました。

到着したのは富山県氷見市、6月にオープンした「たねのわ」というカフェレストランです。オーナーの廣さんは、のと里山農業塾の野菜部門の責任者で自然栽培歴7年目の若き指導者です。ご自身が育てた野菜たちを地域のみなさんに振るまい、同じ思いのある仲間たちが集うおしゃれな空間。

訪問した時はおばあちゃん軍団が楽しそうにおしゃべりしていました。高齢者の方々が増え過疎化が進むなか、自然栽培を軸に若者たちが移り住み、積極的に地域を活性化している姿はこれからの地方創生、そして農業そのものを復興していくお手本になりますね!

今後、多種多様な自然栽培をされているこの地域から、ナチュラル・ハーモニーの基準に基づいた農産物が入荷されてくることを願いながら帰路につきました。

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このコラムを書いた人

河名 秀郎(ナチュラル・ハーモニー代表)

1958 年東京生まれ。大学卒業後、会社員を経て農家で1 年間の研修を受ける。その後ナチュラル・ハーモニーを設立し、自然栽培の青果販売を始める。スーパーやレストランなどへの卸売業・自然食品店・自然食レストランを手がける。生産者および消費者に向けて各種セミナーを主催。自然の摂理から学ぶ生き方・暮らし方の普及に力を注ぐ。

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