代表のつぶやき「銀座館の決断」 | ナチュラル・ハーモニー
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スタッフコラム

代表のつぶやき

代表のつぶやき「銀座館の決断」

2020.02.10

この度、レストラン日水土、ナチュラル・ハーモニー銀座店を閉店する事にいたしました。

Restaurant 日水土・ナチュラル・ハーモニー銀座店 閉店のお知らせ
https://naturalharmony.co.jp/info-049/

銀座の地に店を構え、たくさんのお客様に支えていただいた13年、スタッフ一同心より御礼申し上げます。

「ありがとうございました」

振り返れば、青山で展開していたレストラン「ナチュラル・ハーモニーアンゴロ」の移転先として選んだ銀座店。東京の一等地、銀座の地に拠点が作れたのも、当時セミナーの生徒さんが空いている倉庫を使ってぜひナチュラルハーモニーの世界を展開してほしいとお声がけいただいたことが始まりでした。銀座の地で野菜や食品が果たして売れるのだろうか?と不安はあったものの、東京のど真ん中に発信基地を作って自然栽培をそして自然と調和するライフスタイルを世に説いていこうと心を決め、一念発起、勝負に出たことをおもいだします。

そのスタイルは横浜プランツの横に広がる空間ではなく、縦に表現しようと1Fに食材店とパティスリー、2Fに飲食店を設け、地方型店舗の雛形としての横浜プランツに対し、都市型店舗の雛形として銀座館をオープンさせました。おかげさまで銀座の地でもなんとかやっていける目処が立ち、浅川シェフの料理も好評をいただき、予約がなかなか取れないレストランとして話題に上がるようになり、それなりに順調に推移していきました。

そんな折、店舗の契約更新の節目に当たり、銀座館をビルにする地主サイドの計画が持ち上がり契約を更新することが叶わず、撤退を余儀なくされる事になりました。銀座付近にお住まいのお客様をはじめ、仕事帰りに立ち寄ってくださるお客様にもご迷惑をかけないよう、スタッフ総出で銀座界隈の貸店舗を必死で探す事6ヶ月。そこでようやくたどり着いたのが現在の銀座館です。

しかし、店舗のサイズは旧店舗より小さく、賃料は高いというリスク。スタイルも1Fに厨房をつくり、3Fに料理をはこぶというスタイルを取らざるを得ない構造となり、食材も1Fと2Fにまたがるなどお客様にとってもご不便をおかけしてしまうであろうリスク。それを踏まえ、再び勝負をかけたのが3年前の8月でした。3年間、そのリスクを踏まえ、スタッフ一同、試行錯誤を繰り返しながら努力を続けて参りましたが、その甲斐虚しく苦渋の選択をする運びとなりました。

ナチュラル・ハーモニーは自然栽培農産物の普及、発展を目的に1985年に創業し、自然栽培農産物の個人宅配という軸とショップ展開という軸を展開しながら経営し、店舗という位置付けは情報発信基地的な意味合いを持って赤字でも続けていく事に意義を見出し、存続させてきた経緯がありました。

しかし、安定的な業績を保っていた宅配事業に陰りが出てきたのが2年前の送料値上げの波でした。その結果、宅配業務が不安定になり、店舗の赤字を補填することができなくなり、よって店舗を閉じざるを得ない状況に追い込まれ、玉堤店、下馬本店と相次いで店舗を閉めることとなり、今回は銀座館にも及んでしまったということです。

店舗は生産者やメーカーさんと消費者の方々を繋ぐ場ですので、店舗を閉めることは、その機会を損なう事になってしまいます。自然栽培や天然菌発酵食品の普及、発展に水をさす形になってしまうのがなんとも悔しく、情けない気持ちでいっぱいですが、銀座館の存続は思い切って一度諦め、今できる宅配事業の復活と唯一残っている店舗、横浜「ナチュラル&ハーモニック プランツ」だけはなんとか存続、維持できるようにスタッフ一同全身全霊をかけることを決断いたしました。

35年間の歩みがここで終いえる事になら無いよう、時代に順応した次なるステージに向かい、創業当初掲げていた日本列島自然との調和化計画を果たすべき、邁進する所存です。皆々様のさらなる支援をお願い申し上げ、銀座館の閉店のお知らせとさせていただきます。

何卒、よろしくお願いいたします。

株式会社 ナチュラル・ハーモニー
代表取締役  河名 秀郎

Restaurant 日水土・ナチュラル・ハーモニー銀座店 閉店のお知らせ
https://naturalharmony.co.jp/info-049/

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このコラムを書いた人

河名 秀郎(ナチュラル・ハーモニー代表)

1958 年東京生まれ。大学卒業後、会社員を経て農家で1 年間の研修を受ける。その後ナチュラル・ハーモニーを設立し、自然栽培の青果販売を始める。スーパーやレストランなどへの卸売業・自然食品店・自然食レストランを手がける。生産者および消費者に向けて各種セミナーを主催。自然の摂理から学ぶ生き方・暮らし方の普及に力を注ぐ。

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