【スタッフブログ】種や品種は誰のもの? | ナチュラル・ハーモニー
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宅配より

宅配より

【スタッフブログ】種や品種は誰のもの?

2018.06.23

みなさん、こんにちは。
ナチュラル・ハーモニーの弓野です。

みなさんが食べている米や野菜、果物は植物の種からできたものです。
牛・豚・鶏の肉類や卵は、家畜に餌を与えて育てています。
その餌になっている大豆やトウモロコシ、牧草なども
植物の種からできたものです。

みなさんは米や野菜、果物を購入する時に
「品種」を気にすることはありますか?

例えば米は“コシヒカリ”や“ササニシキ”、
ジャガイモは“男爵”や“メークイン”など
品種で食味や特徴が大きく異なることがあります。
特に果物は品種で購入することが多いのではないでしょうか。
ナシは“幸水”や“豊水”、ブドウは“巨峰”や“デラウエア”、
イチゴは“とちおとめ”“あまおう”などはよく見かける名前だと思います。

野菜の場合、品種を気にすることはほとんどなく、
また品種を全面に売出しているものも少ないです。

野菜の品種にはみなさんが知っている名前や名称と同じものがあります。
インゲンの品種では“さつきみどり”、小松菜の品種には“楽天”があります。
それぞれ、歌手の五月みどりさんやインターネットの楽天とは一切関係がないものです。
野菜や花の品種は各種苗会社が名付けますが、
「なんでこんな名前にしたのだろう」と思うようなものが沢山あります。

前置きが長くなりましたが、種や品種は誰のものでしょうか。

一般的に品種の権利については複雑なことがあるため、
法律に基づいた品種の定義を説明します。

日本の法律では農林水産省が所管する種苗法があります。
法律の目的は
「この法律は、新品種の保護のための品種登録に関する制度、
指定種苗の表示に関する規制等について定めることにより、
品種の育成の振興と種苗の流通の適正化を図り、
もって農林水産業の発展に寄与することを目的とする。」です。

大まかに言うと、種苗法は品種改良によって特徴的な品種をつくり出した人の権利を保護するものです。
品種改良には、長い時間と多額の費用、労力がかかっています。
米・野菜・花は数年から10年程度、果樹は数十年もかかる場合があります。
そのため、せっかくつくり出しても誰もが栽培できる状況では、
特徴ある新品種をつくり出すことをしなくなります。
農林水産省では品種登録を行うことで、
育成者に一定期間の独占権を与えています。
権利がある期間は、育成者権のある人に許可を得なければ栽培ができません。

品種登録されている品種については、
種類によりますが2530年間の知的所有権の権利があります。
そのため、育成者権のある人に栽培する許可をもらう必要があります。
(この場合、使用料を支払うことが多いです。)
期間中に無断に自家増殖(自家採種)を行い、
営利販売を行うことは違法行為になります。

韓国のピョンチャンオリンピックで
日本のカーリング選手がイチゴを食べていたのが話題になりました。
このイチゴは、日本の品種が無断で韓国に持込まれたものと言われています。
また、以前には無断で韓国に持込まれた品種で生産されたイチゴの果実が
日本に輸入・販売されていたこともあります。

日本で育成された品種が海外へ流出し、
生産されたものが日本に輸入・販売されることが多くなってきています。

詳しくは下記アドレスを参照してみてください。

https://www.ondatechno.com/nourin/index.html 

ナチュラル・ハーモニーの宅配 産地担当 弓野  博伸

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