宅配より
2018.08.9
こんにちは。
ナチュラル・ハーモニーの石川です。
今の時期は暑いので
汗をかいて肌がべたべたしますね。
わたしは休日に自転車で100kmくらい走ることもあるので、
走り終わった後は汗もそうですが
車の排気ガス等もつくのか
特に髪の毛がよごれてべたつく事が多いです。
普通は頭を洗う時にシャンプーを使うところですが、
ナチュラル・ハーモニーの宅配では現在
頭髪専用のシャンプー等は販売しておりません。
そんな中でもシャンプーの品質にも気を遣うのであれば手段はただ1つ。
石鹸シャンプーしかありません。
と言うことで今回は石鹸シャンプーのやり方についてご紹介いたします。
また以前石鹸シャンプーについてお客様よりお問合わせもいただいた事もあり、
せっかくなのでいろいろ調べて試してみました。
~石鹸について~
まずはナチュラル・ハーモニーの宅配で扱っている石鹸を紹介していきます。
①アルガン石鹸
おそらくナチュラル・ハーモニーで扱っている石鹸の中で
現在最も品質の高い石鹸ではないかと思います。
贅沢に無肥料無農薬のエクストラバージンオリーブオイルと、
アルガンオイル、パームオイル、ココナツオイルの4種を配合し、
しっかりとした洗浄力を保ちながらもしっとりとした洗い心地の石鹸です。
製法はオイルの酸化を極力防ぐ「コールドプロセス」でつくられています。
②マジックソープ
こちらもオーガニックのヤシ油(ココナツオイル)とパーム油をベースに
オリーブオイル、ヘンプオイル、ホホバオイルを配合した
しっとりした洗い上がりの品質の良い石鹸になっています。
この石鹸は2種類あります。
固形石鹸のバーがこちら↓
液体石鹸のリキッドがこちら↓
製法はこちらも「コールドプロセス」です。
どれもおすすめですが、洗髪に限って言えば
「マジックソープ・リキッド」が個人的におすすめです。
その理由は後ほどご説明いたします。
~シャンプー前の準備~
さて早速洗い始めたいところですが、
いきなり洗い始めるにはまだ早いです。
まずは髪についたほこりや頭の垢、いわゆるフケを
頭が乾燥した状態でしっかりと落とします。
男性の私の場合は今はかなりの短髪なので、手で頭を思いっきり
ワシャワシャ~!とほこりなどを一気に払い落とします。
しかしこの方法は短髪の人しかできませんね。
短髪でない方は事前にしっかりとブラッシングを行ってください。
また洗髪中に髪が絡まりにくくする効果もあります。
シャンプー前にブラッシングしてみると
「普通に暮らしていても案外ほこりとかが髪についているんだなぁ」と
実感できると思います。
~お湯で洗う~
ブラッシングが完了したらいよいよ髪を濡らしていきますが、
ここでもまだ石鹸は使いません。
まずはお湯だけで髪と頭皮をしっかりと洗います。
また髪がしっかり濡れていないと石鹸がこびりついて
残ってしまう原因となりますので気を付けましょう。
実は頭皮や髪の汚れはお湯だけでもかなり落ちるので、
外出をしていない日などはここまででも十分かもしれません。
石鹸は思いのほか洗浄力が高く、
洗いすぎると頭皮を保護したり良い環境に保つために
必要な皮脂まで落としてしまう場合があります。
ですので、特に皮脂が少ない方は
本当に石鹸が必要なのかを自分の体質をみて判断するのがいいと思います。
ちなみに私はどちらかというと皮脂多めの体質なので、
毎日石鹸を利用しています。
~石鹸で洗う~
さあ、ここでやっと石鹸が登場します。
お湯でしっかり洗ってもなんだかまだべたつく、
すっきりしないという方は最後の手段としてご利用ください。
シャンプーと言うと石鹸を髪に沢山つけて泡立てて洗う
という光景が思い浮かぶのではないかと思いますが、
私はこの洗い方は推奨しません。
あくまで石鹸はブラッシングやお湯洗いで落としきれなかった汚れを
落とすために使う奥の手のようなものなので
泡がモクモクと立つほど使ってしまうと明らかに多過ぎです。
ですので、少量の石鹸をお湯で手に溶かして軽く泡立ててから
頭皮や髪に馴染ませるようにして使っていきます。
また石鹸での洗浄は髪を洗うというよりも
頭皮に詰まった皮脂を落とす方がメインとなってきますので
頭皮を指の腹でしっかりマッサージするように洗います。
泡は立つか立たないかを保つようにします。
まったく泡が立たないようであれば
少しだけ石鹸を手で泡立て馴染ませる事を繰り返します。
この石鹸を追加するときに調整しやすいのが液体状の石鹸になります。
固形石鹸だといちいち手で擦って石鹸を泡立てなければなりませんが、
液体だと少量だけ手に取ってお湯で溶かして泡立てる作業が
スムーズに行えるのです。
これが前述しました「マジックソープ・リキッド」を
洗髪の際におすすめする理由でした。
とにかく石鹸を使いすぎない事がポイントです。
絶妙な泡立ち加減で髪と頭を洗い終えたらお湯である程度
しっかりとすすぎます。
ただこの段階では結構きしむのと指も髪にひっかかるので
長めの方はそこそこでも大丈夫です。次で取り戻せます。
~お酢で流す~
これが最後の工程となります。
シャンプー後にしっかりとお湯ですすいだとしても、
どうしても若干石鹸が残ってしまいます。
髪をとかす時にこの残った石鹸がカスとして
櫛やブラシについたり頭皮がべたべたする原因となります。
石鹸はアルカリ性なので酸性のお酢を使用することで中和し、
水に溶かしてしっかり落とすことが出来るのです。
お酢を使うと頭がかなりスッキリして、髪のきしみが収まるので、
かなりというか実は一番大事な工程なのではないかと思っています。
お酢と書きましたがレモン果汁など酸性の物ならOKです。
お酢以外で一番メジャーなのはクエン酸でしょうか。
個人的にはお酢の方が優しいすすぎ上がりになるので好きなのですが、
匂いが気になる方はクエン酸を使うといいと思います。
まずお酢の場合ですが、
普通サイズの桶に6~7割ほどお湯を入れ、
そこに大さじ1~2杯程度のお酢を入れて軽くかき混ぜておきます。
ただ毎回お酢の量を大さじを使って計るのは面倒なので、
私は100円ショップで買った容量300ml程の
プッシュ式ボトルに移してお風呂場において使っています。
だいたい3プッシュ~4プッシュでちょうどいい量になります。
適当なボトルを買っておくと、とても楽なのでおすすめです。
クエン酸の場合はお酢よりも酸が強いので、
お湯の量は同じで小さじ1~2杯程度をよく溶かしておきます。
クエン酸を使う場合は液体ではなく粉なので
適当なスプーンをクエン酸が入っている容器や袋に直接入れておくと
楽かと思います。
袋のまま使うよりも開け閉めができる容器に移し替えて使うのがおすすめです。
すすぎ方は、髪の長い方はまず桶に入ったお酢などを溶かしたお湯に
直接髪をひたしてお湯の中で髪を広げるようにして全体をすすぎます。
そして残ったお湯を少しずつ
まだすすげていない頭皮や髪にかけて流していきます。
一気にザバーッと流してしまうよりも
小川のせせらぎの様に
ちょろちょろと流していった方がよくすすげます。
通常はこのようにすすげばいいと思いますが、
私の場合は床においた桶に頭を突っ込んで
しっかりすすいでいます。
後頭部の部分はどうしてもすすぎきれないので残ったお湯で流します。
とてもよくすすげるのですが、毎回床に頭頂部から思いきり
土下座するような体勢になるのであえておすすめはいたしませんが…。
最後にシャワーなどの真水(お湯)でしっかり流せば完了です。
~石鹸シャンプーコラム~
◇ブラッシングについて
ブラッシングはもちろんやった方が仕上がりは良いのですが、
髪質によってはブラッシング自体が難しい場合もあるかと思います。
仮にやらなくても大きな支障はありません。
◇湯シャンについて
本文にも書きましたが
お湯だけの洗髪で問題なければ
石鹸を使わず洗い終えるのが一番です。
私は体質的に皮脂が多いので湯シャンだけでは耐えられませんでしたが、
スタッフの中には湯シャンのみで生活している者もおります。
◇フケについて
市販のシャンプーにはフケを抑える成分等が含まれている場合もあり、
石鹸シャンプーに切り替えると同時にフケが増えてしまう事があるそうです。
石鹸シャンプーを続けていくことにより頭皮の環境が整っていくと同時に
正常に戻るようです。
◇髪のきしみについて
市販のシャンプーには洗浄成分の他に
髪の摩擦を減らす成分も含まれているためサラサラに仕上がります。
純粋な石鹸にはもちろんそのような成分は含まれていないので
お酢等を使用しても少々きしみます。
◇お酢でのすすぎについて
石鹸シャンプーを始めてから
「石鹸カスがすごく多い」「髪が(特に頭皮が)
すごくべたつく(私もなりました)」などの状況でしたら
きちんと石鹸が落ちていない証拠です。
そういった場合は何度もお酢やクエン酸ですすいで
こびりついた石鹸をしっかりと落とすと良いです。
私はお酢で流す作業を毎回2回行って
しっかり石鹸を落としています。
以上で石鹸シャンプーの方法のご紹介は終了となります。
私は石鹸シャンプ―に切り替えてから結構経ちますが、
以前に比べると頭のかゆみがとても軽減されました。
おそらく頭皮の環境が以前よりも良くなってきているのではないかと思います。
体質や髪質によって合う合わないはあるかと思いますが、
興味がある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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