暮らしのコラム「漆の器を日常使いに」 | ナチュラル・ハーモニー
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きほん情報

暮らしのこと

暮らしのコラム「漆の器を日常使いに」

2017.10.18

 食欲の秋、夏の名残に秋野菜や果物などの種類も豊富になり、料理もますます楽しくなってくる時期ですね。皆さんは毎日食卓で使う器は、どんなものを使っていますか? 
 私は料理が趣味で家での食事にも好きな器を使いたいなと思ったのがきっかけで、実家を出てからは少しずつ自分で気に入ったものを買い足して普段の食事に使うようになりました。種類や量は多くないですが、お客様用と普段用を分けずに自分たちなりに厳選して気に入ったものを日々使っています。

 写真にある漆塗りの味噌汁椀もその中の一つ。それまで味噌汁、スープなどの汁物は陶器の器で飲んでいたのですが、夫婦で1つずつ「輪島キリモト」さんの漆塗りのお椀を購入し、それ以来使っています。

 輪島キリモトさんは漆器の日常使い提案しており、輪島塗の伝統を守りながらも日々の生活に使いやすい形の器を多く手がけています。また、金属のスプーンなどを使っても傷つきにくい表面加工のものやアウトドアにも持っていけるくらい丈夫なマグカップなども開発し、漆でできる様々な可能性を形にされています。

 もちろん食器としては高価でしたので購入には勇気がいりましたが、漆塗りならではの柔らかくしっとりした口当たりや、手に伝わる温度感は他の素材にはない独特のもの。それは使うたびに心地良さを実感するほどです。
 疲れて帰ってきたときは特に、味噌汁を飲んだ時のほっとする感覚は何とも言い難い幸福感。とても豊かな気持ちになります。

 漆器は扱いが難しそうと思われがちですが、うちでの普段のお手入れは、使った後柔らかい布などを使って水洗いし、拭いて乾かすという基本的なことだけです。塗りの器は万が一キズがついたり欠けてしまったりしても修理が可能ですし、何十年、何百年と使い続けていけるものです。下地がしっかりしている輪島塗は特に丈夫で長持ちだそうです。

 また、漆の器は使うほどに艶が増していき、「使って育てていくもの」と言われるようですが、確かに使い始めはマットな質感だったうちのお椀も、5年程たった今では何とも言えない漆の艶が増し、魅力的な色合いになってきました。ご飯に味噌汁と漬物の簡単な食事をする時も食卓が締まります。

 私が次に欲しいと思っている漆器は、お料理が直接載せられるプレートか気軽に使えるマグカップです。海外の食器にもよいものは沢山ありますが、日本の気候風土にあった日本ならではのものも少しずつ生活に取り入れていけたら素敵だなと思います。

 

「輪島キリモト」 http://www.kirimoto.net/

江戸時代後期から輪島漆器産地にて木や漆の仕事に携わっており、朴木地屋を生業としながら、確かな技術を持つ職人たちとともに、暮らしの中で使うための漆の器や家具、内装材等を木地から漆塗りまで一貫して手がけています。

 

★11/3(金・祝)〜20(月)最終日17時まで

「輪島キリモト~秋の食卓を彩る漆展」
ナチュラル&ハーモニック プランツでは、4度目となる輪島キリモトさんの漆器展を開催します。漆器の使い心地を店頭でお試し頂ける催しも予定しております。ぜひお気軽にお越しください。 

「収穫祭2017」
毎年恒例「自然栽培新米のミニおにぎりの試食」をはじめ、
ご飯にぴったりの食材やテーブルを彩る器、
秋冬におすすめの衣類・寝具もご紹介します。
https://naturalharmony.co.jp/shukakusai2017/

場所:ナチュラル&ハーモニック プランツ

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このコラムを書いた人

沖 繭子

横浜市の直営店「ナチュラル&ハーモニック プランツ」にて主に雑貨を担当。旅好き。英語とドイツ語を勉強中。世界のどこかで食されている料理を調べて作ったり食べたりすることが趣味です。

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